殺菌消毒剤
アマゾンからベンザルコニウム塩化物液が届いた。
市販の消毒スプレーは高いので ハサミとか洗浄するのはこれがいい。
「農業」をやってみようと思った。
「農業」をやってみようと思った。
その時、給料をもらっている会社員で、もうすぐ40だった。
海岸の近くに購入した分譲マンションは残りの支払いが20年あった。
一緒に住んでいた彼女は、WEBサイトを作ったりする仕事をしていた。
「農業」をやっている知り合いは一人もおらず、どこの誰に何をどうしたらいいのか、さっぱりわからなかった。
自分が育てたことがあるのは、小学校のときの夏の課題「あさがお」だけだった。
でも、彼女に「農業 やってみようと思うんだ」と言ったら
「いいね やろうよ」と言ってくれた。
それだけでよかった。
何もないところから二人で始めた。
2017年
ミニトマトの施設栽培は、他の一般農家さんのそれより、ちょっと多い位の面積になった。
東京、名古屋の百貨店さんや小売店の取扱店舗も増えて、パートさんの雇用も増えた。
税理士さんに入ってもらい、信用金庫さんも経営を応援してくれるようになった。
今年は、認定農業者と法人化を検討することになった。
うまく出来てることも出来てないことも両方あります。
いろいろあっても一番、大切に思うのは
「いいね やろうよ」と言ってくれた あの時の言葉。
その気持ちを ずっと忘れずにいたいと思う。
雨が何日か続いて、急に晴れると葉が萎れやすくなる。
雨が何日か続いて、急に晴れると葉が萎れやすくなる。
必要な量の水分がなくなってしまうと、頭がぐったりと倒れてしまう。
根から吸っている水よりも葉っぱから蒸散している量が多いからだ。
大部分が水で出来ている植物は、ちょうど空気で膨らむ風船のように水分でたっていられる。
そのしおれた子たちをずっと見ていると、もっとたくさん水をやったり、遮光してやったりしたくなる。
でもそれをやるのは少しの我慢が必要だ。
遮光しすぎると根が弱くなって、いつも変化に耐えられなくなってしまう。
群落になっている樹は、まわりに助けられてそうでもないが、ぽつんとたっている樹や特に日差しが強い場所の子はどうしても萎れやすくなる。
でもたくさん光をあびたその子はぐっと強くなる。